【理不尽】海外「サイ・ヤング候補を“本塁打で妨害”する男」大谷翔平、エースから一発浴びせ「孫に自慢する選手だ」
「世界最高の投手」から打つ男
現地5月30日、ドジャースの大谷翔平は、本拠地に迎えたフィリーズ戦でまたしても本塁打を放った。しかも相手は、サイ・ヤング賞争いの常連であるエース右腕ザック・ウィーラー。3回、外角のスプリッターを完璧にとらえた一発は、この日ドジャースが浴びせた4本のソロ本塁打のうちの一つだった。チームはそのまま4-2で勝利し、大谷はこの試合3安打の固め打ちで今季10号に到達している。
このニュースが海外掲示板に伝わると、スレッドはお祭り騒ぎになった。「世界屈指の投手でありながら、サイ・ヤング賞を争うライバルから自ら本塁打を打って“受賞の目を潰す”男」——その理不尽さを各国のファンが笑い、称え、そしてライバル球団のファンが嘆いた。
以下、海外の反応からその背景と現状を独自の視点で分析していく。
海外の反応 (28件)
【ハイライト】大谷翔平、この試合ドジャース3本目となるソロ本塁打を放つ!(相手はサイ・ヤング賞候補のエース右腕ザック・ウィーラー)
大谷が大谷をアシスト——ライバル投手のサイ・ヤング賞の目を、自ら本塁打で潰していくスタイル。世界屈指の投手でありながら、同じ賞を争う相手から一発を浴びせるって何なんだよ。
相手はあのエースだぞ。そこから“ホームランダービー”を始めるの、正気じゃない。
サイ・ヤング賞を争うライバル投手を、自分の打撃で能動的に妨害できる投手——そんなの大谷ただ一人だよ。
いや反則じゃない。大谷と張り合いたいなら、他の投手も“大谷から本塁打を打つ”技術を身につければいいだけの話だ。
ザック・ウィーラーの防御率、安らかに眠れ。
もうすぐ6月。なるほど、これは“いつもの”だな。
生で見るの初めてなんだけど、え、毎回こんな感じなの…?
毎試合、毎打席、一振り一球、そのすべてが歴史の目撃なんだ。大谷翔平という男はそういう存在だ。
“全盛期の大谷翔平をリアタイで見られた”って言えるの、普通にかっこいいよな。
大谷がリーグ屈指の打者なのに、本人の“本当の情熱”は投球の方っていうのが毎度笑える。
こっちは丁寧に“やめてください”ってお願いしたよね…? :(
キング…会いたいよ🥹(※元同僚エンゼルスファン)
うちの打線はティーに乗せたボールすら打てなさそうだよ(自虐)。
我々はいつもヒットを打つわけじゃない。だが打つときは、それは決まって本塁打なのだ。
全員にソロ本塁打を進呈!(ばらまき状態)
この試合、1死からドジャースの左打者がソロ本塁打を打つの、もう3回目なんだが。
まあ公平に見て、大谷も今季は50本は打たないだろ。
本当にMVP5個目を獲りそうだし、もう誰も近づけない。ついでにナ・リーグのサイ・ヤング賞まで獲るかもしれん。
あいつは“いつか孫に「生で見たんだぞ」と自慢する”レベルの選手なんだよ。
管理人の分析・見解
この日、エースは“ソロ本塁打4連発”に沈んだ
まず試合の事実を整理しておきたい。5月30日のフィリーズ戦は、ドジャースが4-2で競り勝った一戦だった。注目すべきは点の取り方で、フィリーズのエース、ザック・ウィーラーは6回を投げて被本塁打4本——しかもそのすべてがソロ本塁打だった。大谷翔平、フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、ウィル・スミスが一人ずつ、まるで順番待ちのように柵越えを放っていったのである。
掲示板で「全員にソロ本塁打を進呈」「1死から左打者がソロを打つの、もう3回目だぞ」と笑われていたのは、この光景を指している。大谷自身はこの日3安打と固め打ちし、3回にスプリッターを仕留めた一発が今季10号。ドジャースは先発投手の好投もあって、エースを攻略しながら最少失点で逃げ切った。ウィーラーは一級の投手であり、被弾後も防御率は2点台前半。それでも“狙い澄ましたように長打だけを浴びる”という、相手にとって最も心の折れる負け方だった。
“ジューン・タニ”——6月に固め打ちする男の伝説
この試合で最も「いいね」を集めた反応のひとつが、「もうすぐ6月。なるほど、これは“いつもの”だな」という一言だった。これは大谷の代名詞のひとつ、“ジューン・タニ(June+Ohtani)”を踏まえたジョークである。
由来は2023年6月。当時エンゼルスに在籍していた大谷は、わずか1か月で15本塁打を放ち、打率.394・出塁率.492・長打率.952という、ほとんど現実離れした成績を残した。1か月で15本という数字は、2021年のカイル・シュワーバー以来の珍記録で、「個人による史上最高の1か月」とまで評された。以来、海外のファンの間には「大谷は夏が近づくと手がつけられなくなる」という共通認識があり、5月末に本塁打が出ると条件反射的に「今年もジューン・タニが来るぞ」と盛り上がる。今回も「今年は始動が早い」と、半ば恐怖混じりに歓迎されていた。
投げて、打って、稼ぐ——二刀流2026の異常な数字
そもそも今季の大谷は、打者としての活躍だけでも十分に規格外だが、本人の“本業”はあくまで投球である、というのが海外ファンの共通のイジりどころだ。「情熱=投球、副業=打撃、本業=モデル」というネタが象徴的だが、実際の数字を並べると、その二刀流がいかに常識外れかが分かる。
表1. 今季の大谷翔平(投手)の主な成績
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 5月30日・フィリーズ戦 | エース右腕ウィーラーからソロ本塁打(今季10号)。3安打の固め打ちでチームは4-2勝利 |
| 5月21日・パドレス戦 | 投手として出場し“先頭打者本塁打”。レギュラーシーズンで投手が先頭打者弾を放ったのはMLB史上初。さらに5回を無失点 |
| 防御率 | 0.73(25回以上を投げたMLB投手で最少/5月21日時点) |
| 2025年 | シーズン55本塁打を記録。自己最高かつ球団記録 |
| 年俸 | 米フォーブス「最も稼ぐアスリート」世界5位、推定1億2760万ドル(約203億円) |
出典:MLB公式記録より
「自分でサイ・ヤング賞のライバルを本塁打で潰す」という冗談が成立してしまうのは、大谷が打者として超一流であると同時に、投手としても最少防御率を争う本物だからにほかならない。打席ではライバル投手を打ち崩し、マウンドではそのライバルと受賞を争う——一人の選手が賞レースの“当事者”と“妨害者”を兼ねるという、前代未聞の状況が生まれている。
結論:「同じ時代に生きられた幸運」
今回のスレッドを通読して印象的だったのは、対戦相手のファンですら最終的には嘆きより称賛に傾いていく空気だった。フィリーズファンは「丁寧にやめてとお願いしたのに」と白旗を上げ、古巣エンゼルスのファンは「キング、会いたいよ」と本拠地を懐かしんだ。そして議論の最後に残ったのは、勝ち負けを超えた一種の感謝だった。
「全盛期の大谷翔平をリアタイで見られたって言えるの、普通にかっこいい」「毎打席、一振り一球すべてが歴史の目撃なんだ」。やがてそれは、ある一言に集約されていく——「あいつは“いつか孫に「生で見たんだぞ」と自慢する”レベルの選手だ」。記録や年俸といった数字の派手さの裏で、海外のファンが本当に語っていたのは、こうして同じ時代を生きられること自体の幸運だったのかもしれない。
翻訳元■