【タイタニックの扉、実は二人乗れない】海外「ちゃんと観てから文句言え」
##「プロットホール」と叫ばれがちだが、実はちゃんと説明されている映画の謎
海外掲示板で「みんなが“プロットホールだ”と騒ぐけど、実は映画をちゃんと観ていれば説明済みだと分かるやつを教えてほしい」という投稿が話題になった。タイタニックの扉に二人で乗れたはず問題、指輪物語で最初から鷲でモルドールへ運べばよかった問題、スター・ウォーズのデス・スター脱出劇、バック・トゥ・ザ・フューチャー3のガソリン問題……定番の「矛盾」ネタが次々と挙げられ、そのたびに「いや作中でちゃんと理由が語られている」という反論が殺到し、スレッドは大きな反響を呼んだ。以下、海外掲示板の主要な反応を訳して紹介する。
最近ネットでよく見かけるんだが、登場人物がパニックになったり天才じゃないせいで愚かな判断をすると、みんなすぐ「プロットホールだ!」って騒ぎ出す。プレッシャーの中で人間らしい判断ミスをする、欠陥のあるキャラクターの行動は自然なことで、プロットホールじゃない。ただのリアルだ。あるいは、AからBへどうやって移動したか映画が明示的に見せなかったからって、まるで「車を運転できることを証明するための10分間のシーン」が必要みたいに文句を言う人もいる。ホラーやアクション映画でよく見るけど、車が動かなくて道も封鎖されてるって第一幕でちゃんと見せてるのに「なんでさっさと家を出なかったんだ!?」って言われる。もうプロットホールと単なるプロットの都合の区別がついてない人が多すぎる。映画さえちゃんと観ていれば普通に筋が通ってるのに、みんなが決まって「プロットホールだ」って挙げるやつを教えてくれ。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』で、洞窟に隠されてたタイムマシンを取りに行くシーン。ドクの手紙には、1885年に保存のためあらゆる液体を抜いてから洞窟に封印したってはっきり書かれている。なのに『洞窟のやつからガソリンを抜けばよかっただけじゃん』とプロットホール扱いする人が絶えない。映画がはっきり『そこにガソリンは無い』と説明してるのに。脚本家はちゃんと考えていて、対処済みなんだ。
うちの夫は救急救命士なんだけど、『ナイブズ・アウト』を初めて観たとき本気で怒ってた。『あの量のモルヒネを打たれたら即座に完全に意識を失ってるはずだ』って。でも映画の最後で、実は薬をすり替えられていたと分かった瞬間、その『不正確さ』への怒りはすっと収まってた。
『ショーシャンクの空に』で、アンディ・デュフレインがトンネルを抜けた後にどうやってポスターを壁に戻したのか、って文句。あれは上端だけピンで留めてあっただけだろ。これ、今まで見た中で一番イライラする文句だと思う。映画観てれば普通に分かることなのに。
『ホーム・アローン』。ソーダをこぼした騒ぎの片付けのときに、ケビンのチケットが捨てられるシーンは一瞬だから見逃しがちだけど、ちゃんとある。インターネット以前の時代は「チケットが1枚余ってたらケビンがいないってすぐ気づくはずでは」ってよく言われてたのを覚えてる。
『ダークナイト ライジング』公開後、みんな『都市が封鎖されてるのにブルースはどうやってそんなに早く街に戻れたんだ?』って言ってたけど、いやその人バットマンだから。大富豪でも人脈や秘密の抜け道でこっそり大都市に潜入できると信じるのに、地下にバットケイブ持ってて、すでにヒーローとしての潜入能力も実証済みの男ならなおさらだろ。
『アルマゲドン』。『なんで穴掘り担当に宇宙飛行士としての訓練を受けさせなかったんだ、ベン・アフレックまでDVDコメンタリーでそう言ってるじゃないか』ってよく言われるけど、映画内でちゃんと説明されてる。彼らは穴を掘る担当で、実際の宇宙飛行や着陸は本職の宇宙飛行士がやる、と。この映画のツッコミどころの中では、これが一番現実的な設定だったと思う。掘削担当は『ペイロード・スペシャリスト』という扱いだったわけだし。
『ベスト・キッド』のクレーンキック。コブラ会のローレンスとダットも顔面へのキックでポイントを取ってるし、そのうち一本はラルーソにも決まってる。つまり顔面へのキックはあの大会で禁止されてないんだ。
一番よく見るのは『指輪物語』の鷲の話への文句だな。作中の描写だけでも、それが無理な理由は複数推測できるのに。
>>2 「なんで最初から鷲でモルドールまで運ばなかったんだ?」ってやつな。サウロンには空飛ぶ怪物も、密偵も、軍隊も、地獄のTSAばりに空を見張る巨大な邪眼まであった。作戦の要は、疲れ果てた小さなホビット二人でこっそり忍び込むことであって、中つ国で一番狙われてる代物を抱えて『鷲Uber』でモルドールに乗り付けることじゃない。
>>3 あと鷲は自分の意思で関わるかどうかを選んでるだけで、誰かに命令されて動く存在じゃない。ガンダルフのことは気に入ってるから助けるけど、命を懸けるほどではない。だからフロドとサムの救出には来たけど、最初から運ぶのは違うんだ。
『スター・ウォーズ』でも未だに『デス・スターから脱出できたのはおかしい』って言われるけど、あれは彼らを追跡するためにわざと逃がしたって作中で描写されてるんだよな。
>>5 ハンとレイアがまさにその話をしてるし、レイアも『わざと逃がされた』って念押ししてる。
>>5 『ローグ・ワン』がデス・スターの排気口を『欠陥修正』したみたいに扱われてるのも気になる。あれも別に矛盾じゃない。
>>7 正直、惑星サイズの兵器にあの程度の設計上の弱点しかないなら、それこそ奇跡みたいなもんだろ。
>>9 『ジャックがあの扉に一緒に乗れたはず』ってプロットホール扱いされるけど、まず二人が恐れてたのは低体温症であって溺死じゃない。しかもジャックは実際に扉に乗ろうとして、扉が傾き始めるシーンがちゃんとある。みんな映画を覚えてなくて、ただよく言われてる『プロットホール』を繰り返してるだけだと確信してる。
>>10 キャメロン監督が『みんながここに引っかかると思ってたら扉をもっと小さく作ってた』って言ってたのを覚えてる。これ、みんなが映画をこうやって過剰分析する時に見落としがちなポイントを皮肉ってて笑える。
>>10 だよな? ジャックがローズと一緒に扉に乗ろうとして即座に傾き、カメラが寄って、彼が『自分は確実に死ぬ、ローズをうまく気を逸らして一人で扉に乗せるしかない』と悟る表情を見せるカットまである。まさにあの映画の中にはっきり映ってるんだよ。
『インセプション』のプロットホール扱いのほとんどがこれ。例えば『夢がもっと非現実的な演出でもいいはずなのに地味すぎる』って文句があるけど、夢があまりに異常だと対象者の潜在意識が異変に気づいてしまう、ってちゃんと説明されてる。
>>17 フィッシャーは自分が夢の中にいると気づいてはいけない設定だって、暗に(というかほぼ明言)されてたはず。コブが土壇場でフィッシャーに『君は夢の中にいる』と伝える作戦に切り替える場面が劇的な見せ場になってて、そのせいでフィッシャーが軽いパニックに陥るんだ。
『シビル・ウォー(MCUの方じゃない)』で、カリフォルニアとテキサスが連合を組むのは非現実的だってよく文句を言われるけど、開始20分くらいのセリフでキャラクターが『これは都合による結婚みたいなもので、共通の敵を片付けたらお互い牙を剥き合うことになるだろう』ってはっきり言ってるんだよな。
>>22 作品の外側の話をすると、あれは脚本家がどちらの政治的立場にも肩入れしないための工夫でもあったんだろうな。
>>1 『レイダース』でインディが物語に実質何も影響を与えていない、っていう話もこれと同じだと思う。あれはプロットホールじゃない。単なる『観察』にすぎない。誰も自分で気づいたわけじゃなく、誰かがネットに書いてるのを見て『たしかに、ちょっと変だな』と思っただけだ。批評全般に言えることだけど、映画について何か『観察』を持つなら、それが単なる観察だと自覚するべきだ。そうでなければ、ただ『なんか変』という以上に、なぜそれが問題なのかをちゃんと説明する必要がある。
翻訳元■
コメント (1件)
- 1.名無しさん2026年07月21日 04:48
ブレアウィッチプロジェクトで、登場人物たちが交わしている会話の中で、森に入る準備を街でしていた時に近隣住民の(視聴者目線では)重要な一言を適当に聞き流していたことが示されるんだけど その忠告を受けるシーン自体が劇中にないのは深刻な構成ミスだ!と怒ってる日本人の感想を見たことがある。 いや登場人物自身がカメラを回しているというドキュメンタリー形式だし、森での撮影が目的なのに、それ以前の(彼らの立場での)どうでもいい会話を撮影していたらかえっておかしいだろと思ったものだ。