【バンクシーの絵、落札直後に自らシュレッダーへ】海外「皮肉が効きすぎ」→「なのに前より高く売れた」

バンクシーの絵、落札の瞬間に自らシュレッダーへ ― 壊れた方が高く売れた逆説に海外騒然
覆面アーティスト、バンクシーの代表作『風船と少女』が、2018年のオークションで100万ポンドで落札された直後、額縁に仕込まれたシュレッダーによって作品の下半分が自ら切り裂かれるという前代未聞の事件が起きた。作品は『ゴミ箱の中の愛』と改題され、2021年に改めて競売にかけられると、無傷だった頃の18倍にあたる1860万ポンドで落札された。壊れた方が高く売れるという皮肉な結末は、アート市場の在り方そのものへの疑問を呼び、海外掲示板でも今なお活発に語られている。以下、海外掲示板の主要な反応を訳して紹介する。
今日知ったんだが、バンクシーの『風船と少女』は2018年のオークションで100万ポンドで落札された直後、額縁に仕込まれたシュレッダーで自ら切り裂かれた。作品は『ゴミ箱の中の愛』と改題され、2021年に1860万ポンドで転売された――つまり壊された状態の方が、無傷だった時より18倍高く売れたことになる。
バンクシーの作品がこうして金持ちコレクターの資産形成に使われるのは、かつて『打倒すべき対象』として罵っていた重役たちに、パンクロックの反体制アンセムをSUVのCMソングとして売りつけるのと同じことだ
>>2 本人は作品の一部を、渡すべきだと信じる人や団体に寄贈もしている。ただしそっちは高値の代表作ほどの金額にはならないけどな
>>2 まさにその通り。体制を壊してるつもりの意識高い系気取りの連中は、結局もっとデカい間抜けから搾り取ってるだけなんだよな
>>2 そのうちダッジが、グリーン・デイの『アメリカン・イディオット』をCMに使い出すぞ。『みんな愛国者だが、ラマトン2026を逃したらそれこそ本物のアメリカン・イディオットだ』ってな
>>2 共和党下院議長だったポール・ライアンの愛聴バンドがレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだったのと同じ話だ
>>6 BBCが生放送で、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンに『くたばれ、お前の言いなりにはならない』を歌う時だけ汚い言葉を使わないでくれと頼んだ時と同じだな。一体誰を「支配機構」だと思ってたんだか
これはまさに、芸術の価値は作品そのものではなく、その文脈・歴史・作者にあるという事実を証明する完璧な実例だ
>>8 今のような格差社会で芸術の「価値」について語るのは難しい。ある個人がその日、この作品と2000万ドルを引き換えにしても構わないと決めた、ただそれだけの話でしかない。スポーツチームの取引価格が異常に高騰するのも同じで、希少性が金持ちを「クラブの一員」や「オーナー」と名乗るためだけに大金を積ませる
>>8 アート市場なんてただのマネーロンダリング装置だよ
>>10 芸術の価値なんて、途方もない金持ちと犯罪者(重なることも多い)がマネーロンダリングをするための隠れ蓑でしかない
>>11 いや違う、はぁ……ネットで見た話をただ繰り返してるだけだろ。マネロン手段としては本当に出来が悪すぎる。汚い金と綺麗な金をどうやって混ぜるつもりなんだ。アートは「見せびらかし消費」の一例に過ぎない。金持ちは一生かけても稼げない額を無駄なものに注ぎ込んで見せつけたいだけだ
>>11 コレクターがマネロンの手段としてアートを必要としてるって、俺がバターを食べるのにロブスターが必要だって言ってるようなもんだ
>>13 チキンウィングの話か? いや、ブルーチーズ用のシャベルのことだろ
本人は『絵が途中までしかシュレッダーにかからなかったのはミスだった』と主張してるが、信じてない。最初から半分だけ切り裂くよう仕組んでたと思う
>>15 記憶が正しければ、真贋鑑定のために作品は一度バンクシー側に送り返す必要があって、その時に仕込まれたらしい。オークションハウスに戻ってきた後、それ以上ちゃんと点検したかは怪しいと思う
>>15 同意。オークションハウス側の誰か(あるいは全員)も事前に知ってて共犯だったと思う。あれだけの人数が絵に触れたのに、裏を覗いた者も、普通の額縁と重さが違うことに気づいた者もいない。しかも『念のため』仕込んだ起動装置が、落札の瞬間に完璧に作動したというなら、誰かがその場か近くで遠隔操作してたはずだ。関係者全員合意の上でのパブリシティ・スタントだった可能性が高い
>>16 シュレッダーが仕込まれてたことは絶対バレてたはずだ。他の額縁より明らかに重かったはずだから見逃しようがない
>>15 みんな本人が真っ赤な嘘をついてると分かってる。シュレッダー内部の写真を自分で公開してるが、刃の向きがそもそも紙を切れる向きになっていない。しかもあの装置は仕込まれてから10年近く放置されてたはずなのに、オークション前に誰かが充電か電池交換をしたことになる。全部が怪しすぎる
>>18 今なら結構軽量なシュレッダーもあるはずだけどな。確かユーチューバーがチャリティーのサッカー試合で似たようなのを使ってた気がするが、うろ覚えだ
>>18 額縁には照明が内蔵されてて、電源に繋ぐ必要があったらしい。それなら重さの説明の一部にはなるな
>>19 それなら、重さの違和感に誰も気づかなかったことの説明にもなる
>>15 美術館で働いてる身として言うが、絵が戻ってきた時は確実にもう一度検査してるはずだ
>>22 だよな、確実にもう一度検査したはずだ。偽物やダメージのある状態で戻ってきたら困るんだから、リスクを冒すわけがない
あえて言わせてもらうが、バンクシーの作品は昔からずっと『中二病がこれを深いと思い込んでる』系のやつばかりだった
>>25 『初期の頃の作品は普通にカッコよかった』って言おうとしたけど、それって自分が14歳で『深い』と思ってた頃の話だったなと思い出した
>>25 みんなのバンクシー評価が180度変わったことに毎回驚く。確かに直球すぎるところはあるけど、繊細さより金づちが必要な場面だってあるだろ。いつまでも異端児気取りでいられるわけがない、いずれ誰かに『魂を売った』とか言われ始めるだけだ
>>27 この15年間さんざん持ち上げといて、これからみんな『最初から寒いと思ってた』フリをするんだろうな。イーロン・マスクの時と同じだ
>>27 文字通り『魂を売った』んだよ。大半のライターやストリートアーティストは、サザビーズのオークションになんて関わらない。せいぜい自分の作品やグッズをDIYで売るくらいだ。とはいえ本人を責める気にもなれないし、あの一連の演出はずっと楽しませてもらってる
>>29 『魂を売る』って概念自体、昔からずっと的外れだと思ってる。好むと好まざるとに関わらず、みんな資本主義の中に閉じ込められてる。ある程度成功したアーティストから信頼を取り上げるのは馬鹿げてて意味がない。資本主義に参加してるからって、それを肯定してることにはならないし、クリエイターだからって清貧を誓う義務もない
>>25 バンクシーの作品が本当に『エリート層』にとって挑発的・批判的なものなら、そもそも話題にすら上がらないはずだ
>>31 完全に同意。実際の抗議活動は弾圧されて、参加者は殴られ、催涙スプレーを浴び、逮捕・起訴・収監される。なのにバンクシーの作品となると、その同じ層が自宅に飾るために買っていく
ロスコの話をしてるなら、実物を見るまでピンと来ない作品もあるぞ。母校の美術館に巨大なロスコの絵があったが、実際に見るとかなり迫力があった
>>33 ロスコを腐す発言ほどイラつくものはない。あの人は本当にその技法を極めた巨匠で、ああいうコメントを読むと髪をかきむしりたくなる
>>33 特定の誰かを指したわけじゃない。前に行った美術館には、単色キャンバスの「仕掛け」だらけのフロアが丸々あった。紫色の長方形一枚の値段が大半の家庭の年収を超えてるのを見れば、何か怪しいと思うのは自然なことだと思う
>>35 自然な反応だけど、大体は的外れだよ。他の芸術と同じで、その作品同士でアーティスト間の「会話」みたいなものが起きてると考えた方がいい。その会話自体を「くだらない」と思うのは自由だけどな
その1860万ポンドがあれば、どれだけの飢えた人を救えたか想像してみろよ
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