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文化2026-09-12

【海外の反応】1300年・52代続いた世界最古の宿→"同じ血筋"の中身は代々の養子だった

【海外の反応】1300年・52代続いた世界最古の宿→"同じ血筋"の中身は代々の養子だった

1300年続いた「同じ一族」の実体

海外掲示板に、創業705年・52代にわたり同じ一族が営んできたとされる世界最古の宿、日本の西山温泉慶雲館が、2017年についに一族経営に幕を下ろしたという投稿があった。ギネス世界記録も認定した1300年超の歴史に「なぜ養子を立ててでも継がせなかったのか」という声が上がったが、話が進むにつれ、そもそもその「52代・同じ一族」自体が、跡継ぎのいない代になるたびに信頼できる従業員を正式な養子として迎え入れることで維持されてきた歴史だったことが判明する。日本ならではの成人養子縁組の慣習や、金閣寺・伊勢神宮のように「建て直しても同じ建物」とみなす感覚とも絡めた議論に発展した。以下、海外掲示板の主要な反応を訳して紹介する。

1:fan_tas_tic20479 02026/09/10(木) 20:01:23

世界最古のホテルとされる日本の西山温泉慶雲館が、52代にわたって続いてきた一族経営を2017年についに終えたらしい。ずっと同じ家系で受け継がれてきたと思ってたんだが、詳しく調べたら結構面白いことが分かったから共有する

2:fan_tas_tic4096 02026/09/10(木) 20:02:16

分かった面白い点をいくつか挙げておく。 ・創業は705年、日本の慶雲年間。1300年以上続いてる ・創業者の藤原真人は、天智天皇(第38代天皇)の側近の息子 ・ギネス世界記録が2011年に「世界最古の旅館」として認定した(現在の建物自体は20世紀後半のものだが) ・最初の浴場は洞窟の中の池みたいなものだった。そこから木造の小屋、そして今のような立派な建物へと少しずつ変わっていった。今は露天風呂4つ・内湯2つ、全部天然温泉から引いてる ・現在の本館は1983年築。過去には洪水で流されたり、火災や台風でも被害を受けてる

29:ziamese30 02026/09/10(木) 20:20:40

>>2 なんでちゃんと俺に声かけてくれなかったんだよ!(跡継ぎ候補、普通に立候補したのに)

3:ELB2001993 02026/09/10(木) 20:07:47

こういう場合、普通は誰かを養子にして継がせるんじゃないのか?

4:Fritchoff915 02026/09/10(木) 20:28:31

>>3 俺の知る限り、養子縁組の数が世界一多いのは日本だ。会社の名前は残るけど、経営者は血縁じゃないってケースが多い

5:Mescallan231 02026/09/10(木) 21:18:53

>>4 昔は欧米でもかなり一般的にあった話だけど、廃れちゃったんだよな

6:PlatonicTroglodyte536 02026/09/10(木) 20:46:21

「同じ一族による連続経営」って表現、かなりミスリードだぞ。この宿もそうだけど、日本の「家族経営」の会社の多くは、跡継ぎがいない代になるたびに、成人した従業員を正式に養子にすることで「家系」を維持してきたんだ。養子になった人を家族として認めないつもりはないけど、20代や30代の男性を養子にするのは、赤ん坊や子供を養子にするのとは全然話が違うし、それを「同じ血筋が続いてる」と呼ぶのはさすがに無理があると思う

7:Fisher9001167 02026/09/10(木) 21:25:51

>>6 それは完全に文化の違いの話だろ

8:Racxie59 02026/09/10(木) 21:16:10

>>6 そもそもギネス世界記録なんて、大した根拠もないのに適当に認定を出すことで有名だからな。それを鵜呑みにする方もどうかしてる

9:2k1tj32 02026/09/10(木) 20:53:53

>>6 結局いつだって、身代を潰すのは「52代目」なんだよな

10:Winjin126 02026/09/10(木) 21:37:54

「同じ一族」というのには結構重要な注釈があって、日本には成人男性を正式に養子として家に迎える慣習があるんだ。例えば、家の娘と結婚して「娘の配偶者」として法律上扱われる代わりに、現社長がその40歳くらいの男性をまるごと養子にして、その人が戸籍上も姓を変えて「先代の息子であり新社長」になる、というやり方がある。つまり家族であることは家族なんだけど、血縁ではない。この宿でも、実際に何度もこのやり方が使われてきたんだと思う。だから「同じ一族が続いてきた」というより、「同じ屋号を背負うギルド」みたいなものに近いんじゃないかな

11:Citizen__Seven113 02026/09/10(木) 20:56:07

>>10 もっとえげつない実例が金剛組だ。578年創業、大阪の宮大工の一族で、四天王寺を建てるために始まった会社。だいたい1428年、40世代以上にわたって一つの家系で続いてきて、バブル期の不動産負債が祟って2006年に高松建設に吸収されるまで、地球上で一番古い企業だったんだ。ちなみに上で出てる養子の慣習には「婿養子」という名前がちゃんとついてる。スズキも4代連続で婿養子社長が続いていて、40年間社長を務めた人物なんて本名は松田修(現姓は鈴木修)だからな。今回変なのは、その仕組みがずっとそこにあったのに、誰もやりたがらなかったってことなんだよな

12:juicius23 02026/09/10(木) 22:23:15

>>10 西洋的な意味での「養子」とはちょっと違って、日本だとこれは文字通りの話なんだ。元の戸籍から抜けて、新しい戸籍(法律上の正式な記録)に入る手続きが必要になる。誰でも知ってる、家族関係を切って新しい関係を結ぶ重大な話であって、軽い気持ちでやることじゃない。しかも大抵は、弟子が師匠の姓を継ぐとか、老舗を存続させるとか、ちゃんと目的があってやることだ。普通のサラリーマン家庭がこんなことをするわけがない

13:SgtBigCactus925 02026/09/10(木) 21:17:52

これって「テセウスの船」みたいな話じゃないか?

14:AvalancheMaster802 02026/09/10(木) 21:58:31

>>13 ダグラス・アダムスの『これが見納め』にちょうど同じような話がある。 「以前、日本で金閣寺を見に行ったときのことを思い出す。14世紀に建てられたにしては驚くほど状態がいいと言ったら、案内してくれた日本人にこう返された。『いえ、全然良い状態なんかじゃないですよ。今世紀だけで二度、全焼してますから』『じゃあ、あれは元の建物じゃないんですね?』と聞くと、彼は驚いた顔でこう言った。『いえ、もちろん同じ建物ですよ』『でも燃えたんですよね?』『ええ』『二度も?』『何度もですよ』『それで建て直した』『もちろんです。大切な歴史的建造物ですから』『全部新しい材料で?』『もちろん。燃えてしまったんですから』『それでどうして同じ建物だと言えるんです?』『ずっと同じ建物なんですよ』。私はこれが実に筋の通った考え方だと認めざるを得なかった。ただ出発点が意外なだけで。建物の『概念』や意図、デザインこそが本質であって、それは不変。素材である木材は劣化すれば必要に応じて交換されるだけの話であり、元の建築家の意図こそが生き残っている。オリジナルの材料にこだわりすぎるのは、過去へのただの感傷にすぎず、生きた建物そのものを見失うことになる」

15:NNKarma590 02026/09/10(木) 21:31:07

>>13 そもそも開業当初はホテルですらなかったらしい。現存最古の企業を扱った動画で見たんだけど、最初はただの共同浴場として始まったんだと。日本は木造の歴史的建造物が燃えて建て直されても「テセウスなにそれ、同じものに決まってるだろ」みたいなノリでいることが多いんだよな

16:komandantmirko107 02026/09/10(木) 21:54:28

>>13 日本はその手の問いに対する考え方が根本的に違うんだ。「この城は築600年だけど、第二次大戦で全焼して1970年代に再建された」みたいな言い方を平気でする。彼らにとって建物はもっと概念的なもので、大事なのは物理的な材料じゃなくて「城という概念」そのものなんだよ。この温泉宿が「同じ一族」に経営されてきたって話も同じで、書類上はそうなってるけど、実際は跡継ぎのいない代ごとに養子を迎え続けてきただけ。血筋を705年まで遡れるわけじゃない

17:akio318 02026/09/10(木) 23:03:21

>>13 日本には数十年おきに社殿をまるごと解体して新しく建て直す、それを何百年も続けてる有名な神社があるぞ。それでも「同じ神社」として扱われてる

18:tlst999918 02026/09/11(金) 00:14:53

>>13 地震が多い国だとそうなる。数回の地震に耐えられるように建てて、また建て直す。アメリカの竜巻多発地帯の家が木造なのも同じ理由だ、石造りでも竜巻が本気を出せば普通に壊されるからな

19:Chance-the-Gardener804 02026/09/10(木) 20:20:16

今の見た目はそれはそれで悪くないんだけど、これだけの歴史があるって聞くと、正直『千と千尋の神隠し』に出てくるあの湯屋みたいな建物を想像しちゃってたから、ちょっと味気なく見えてしまう

20:Elite_AI73 02026/09/10(木) 21:43:48

>>19 ちなみに『千と千尋の神隠し』でも、千尋の父親があの湯屋を見て『80年代の建物っぽい』って言うシーンがあるぞ

21:Sound_calm264 02026/09/10(木) 20:28:47

>>19 それを求めてるなら道後温泉の方が近いんじゃないか

22:JackStutters33 02026/09/10(木) 23:33:32

>>21 道後温泉は本当に良かったぞ、去年の春に行ってきた。外観は美しいし内装も申し分ない、しかも湯質が最高で雲に包まれてるみたいな感触だった。……ただし鼻が体の半分を占めてる魔女には遭遇しなかったから、その点はちょっと残念だったけどな

23:bgottfried91188 02026/09/10(木) 23:01:00

この考え方が、日本の「住宅」に対する文化にもどれくらい影響してるのか気になる。俺の理解だと、日本の家って基本的に20〜30年で寿命が来て、いずれ取り壊して新しく建て直すもの、として扱われてるんだよな。欧米だと取り壊しなんて一大事だし、ものすごい出費になるのが普通だから、そこがだいぶ違う

24:MankYo142 02026/09/10(木) 23:37:16

>>23 皮肉なのは、今の欧米で建てられてる家の方がむしろ質が落ちてきていて、30年すら持たない家も珍しくないってことなんだよな

25:trev223492 02026/09/10(木) 20:29:41

今回は、指名された人が養子になるのを嫌がったか、あるいは家族側があまり乗り気じゃなかったんだろうな。今の日本ではそこまで重要視されてないのかもしれない(日本の文化には詳しくないから分からないけど)。ともかく今回のケースでは持株会社を一度解散させて、身内以外でも総支配人になれる新しい会社を作る形になったらしい

26:imapoormanhere67 02026/09/10(木) 20:45:24

>>25 日本人は基本的に、優秀な従業員を家族に迎え入れて会社を継がせるのが好きなんだ。この宿の52代っていうのも、全部が血縁ってわけじゃない。それはOPが貼ったウィキペディアの記事には書いてないけど、OPのコメントにあるリンク先の記事には出てる話だ。ただ今回に限っては、その養子縁組のルートを使わなかった。理由は俺も分からない、どっちの記事にも書かれてなかったから

27:NeWMH29 02026/09/10(木) 22:50:43

>>25 今の経営者が現金化したくて、後継者側は融資を受けてまで買い取る形になる、いわゆるレバレッジド・バイアウトが必要になるケースだったのかもな。宿を「相続する」のと、借金まで背負って名前を変えて、大規模改修が必要になる前にその借金を返せるくらい経営を続けられると賭けるのとでは、話が全然違う

28:adubs11726 02026/09/10(木) 20:19:18

詳しい事情は知らないけど、なんだか残念な話だな。素晴らしい場所には違いないから、行きたい場所リストには追加しておいた

30:Hmfic_4817 02026/09/10(木) 20:21:31

世界最大手ホテルチェーン、マリオットからひとこと:「西山温泉慶雲館」(要するにうちがやってることと同じじゃないか)

翻訳元

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