【正義のつもりが諸悪の根源】海外「守りたかっただけなのに」→「牛乳買いたかっただけだよ」
「善意で地獄への道を舗装した悪役は?」海外掲示板で語られた“共感できる悪役”たち
海外掲示板に、「善意で地獄への道を舗装した悪役といえば?」と尋ねるスレッドが立った。スレ主は『ファークライ4』のペイガン・ミンを例に挙げ、動機自体には共感できてしまう敵キャラの存在について意見を募った。呼応するように、人類を守ろうとして支配欲に呑まれていった『マスエフェクト』の黒幕、かつては心優しかったのに人が変わってしまった『ウォークラフト3』の英雄、理想の社会を追い求めた末に暴君と化した男、家族のために道を誤った無法者まで、それぞれの作品のファンたちから次々と“共感できてしまう悪役”のエピソードが寄せられ、思いがけない名前がオチとして飛び出す場面もあり、大きな盛り上がりを見せている。以下、海外掲示板の主要な反応を訳して紹介する。
その悪役の動機に共感したり、納得したりしたことある? 倒さなきゃいけなかったときに、罪悪感を覚えたりとか。『ファークライ4』のペイガン・ミンは、一応このゲームの敵ではあったけど、動機自体は悪くなかったと思うんだよね
『MGS3』のボスだ。悪役というより敵役って感じだけど、彼女がやったことは全部、自分の国のためだった。真実を知ると、その物語は本当に悲劇的なんだ
『マスエフェクト』のイルーシブマンだ。人類を守りたいという気持ちは本物だったのに、支配への執着のせいで、結局自分が戦っていたはずの相手そのものになってしまった
>>2 1作目の時点では『まあセルベロスは悪者だしな』くらいにしか思ってなかった。でも2作目に入ると笑えなくなってくる。912.04の平方根は30.2……つまり全部の『根っこ(root)』は、やっぱりイルーシブマンだったってわけだ
>>2 本当にそうだったのかな。彼の目的は結局のところ常に自分自身のためだった気がする。人類を守ることは、たまたま支配力を手に入れて維持するための口実になっていただけで
>>5 それってもしかして『ジョン・リムワールド』の物語のこと?
>>5 最初はただの呑気な入植者コロニーだった……気づいたら仲間の臓器を摘出して売る商売を始めていたけどな
>>8 それ、言いたかったのは『ジェイラー』の方じゃない?(笑)
>>9 この街は浄化されねばならぬ
>>11 彼が持っていたたった一つの善意は、やり方を全部間違えて、結局相手を自殺に追い込むところまでいってしまった。それでも誰だって、自分の物語の中では自分こそが主人公なんだよな
>>11 前日譚をプレイしたら、あいつのことが少し分かる気がしてきた。やりすぎではあるんだけど、気持ちは分かる
『Fable3』の話をしていい? 主人公の兄はかつて国の指導者で心優しい人物だったのに、ある時から人が変わったように暴君と化し、民を工場でこき使い、社会保障を切り捨て、富裕層にすり寄るようになる。理由は終盤で明かされるんだけど、良い意図から始まったことがどう転んでいったかがよく描かれてる
>>14 このゲームって、実は誰も犠牲にせず全員を救うことが普通に可能だから、そのテーマが台無しになってる気がする。『善意が地獄への道を舗装する』というより『善意と無能さが地獄への道を舗装する』の方が近いかも
>>16 あの状況で、他に選択肢なんて無かった
>>16 『目の前にある正しいことを否定するには、強い人間じゃなきゃいけない』
選択肢はたくさんあると思うけど、『ファイナルファンタジーXIV』のエメトセルクを推す。理由はここでは伏せておくけど、それを知らずにプレイする体験は本当に貴重だから、自分で確かめてほしい
>>20 エメトのことは本当に感情移入せずにはいられなかった。あらゆる作品の中でも屈指の悪役だと思う
>>20 自分もエメトセルク推し。ある意味、この手の質問に対して一番わかりやすい答えだと思う。彼はまさにこのテーマの体現そのものだから
>>23 でもそれって、客観主義を突き詰めた末の論理的な帰結なんじゃないの?
>>23 一つ納得できない点があるとすれば、彼のエゴだ。彼は客観主義的でリバタリアン的な社会を作りたかったはずなのに、同時に自分自身をその中心に据えたがっていた。つまり結局のところ自分の利益を最優先にしていたわけだ
>>26 あの男は序盤の時点で、ほぼ完全にイカれていたと思う
>>26 『ダッチは最初は善意だったのに、後で狂っていった』ってよく言われるけど、そのたびに驚かされる。ブラックウォーターの事件を見れば、その時点でもう答えは出てるはずなんだ
『Factorio』のエンジニアだ。惑星に不時着して、気づけば現地の動植物を徹底的に破壊し尽くしてる。工場を作り始めてしばらくすると、惑星中の水がすべて緑色になって、魚が全滅してる
>>29 善もなく、悪もない。ただ『成長』があるだけだ
ドゥームスレイヤーだな……まあ、悪魔側の視点から見れば彼こそが『悪役』ってことになる。悪魔を皆殺しにするという善意で、まさに地獄への道を舗装してるわけだから
>>31 しかもその地獄への道を、悪魔たちの死体の破片で舗装してるんだよな
『ポステル2』の主人公だよ。あの人はただ、奥さんのために牛乳を買いたかっただけなんだ
翻訳元■