【ポニョは全部手描きと判明】海外「匠の技」→「音楽だけは正気か?」

「全部手描き」に海外掲示板が驚愕、しかし話題は思わぬ方向に
海外掲示板に、スタジオジブリ映画『崖の上のポニョ』(2008年)を紹介する投稿があり、大きな反響を呼んでいる。作中の17万枚にのぼる全カットが鉛筆と紙による手描きで制作され、CGは一切使用されていない。宮崎駿監督はこの作品のためにスタジオのCG部門をあえて閉鎖したとまで言われているほどのこだわりようだ。だが話題が集まったのは、その技術面の驚きだけではなかった。紹介動画にわざわざ場違いな音楽が上乗せされていたことへの脱力、手描きアニメーションを長年支えてきたスタッフの労働環境をめぐる議論、そして宮崎駿という作家本人の人物評まで、コメント欄の話題は思わぬ方向へ広がっていった。以下、海外掲示板の主要な反応を訳して紹介する。
ポニョ(2008)は全編100%手描き。17万枚のセル画すべてを、アニメーターが鉛筆と紙でスケッチしたものだ。CGは0、宮崎駿はこの作品のために制作スタジオのCG部門を閉鎖したとまで言われている——つまり3DCGモデルもデジタルの物理演算も一切使っていない。
音は消して見ることを勧める
>>2 この曲のチョイスは一体何なんだ???
>>2 元の音声のままだと思って期待してたのに、思いっきり裏切られた
>>2 波の上を走るあの場面の曲は、本来は生演奏のオーケストラのために手作業で作曲されたものなんだ。それを差し置いてこの謎の音楽を乗せるセンスよ
>>2 Redditではお決まりの流れだよ
>>4 というかこれ、そもそもRedditの投稿ですらないんだよな。よそのSNSから盗まれた転載動画だ
昔のアニメーションは、みんなこうやって作られていたものだよ。あの頃のディズニー作品にかけられた労力を知ったら度肝を抜かれるはず。自分もデジタル制作の現場にいたけど、あの手間と根気には頭が下がる
>>9 手描きアニメーションはずっと存在し続けてるよ。シンプソンズもファミリー・ガイも手描きだ。スパイダーバースが「取り戻した」わけじゃなく、いろんな技法を組み合わせただけ
>>9 自分も2000年代初頭はアニメーション業界にいたんだけど、デジタルへの移行が始まった頃に別のキャリアへ移った。潮目は読めていたと思う
>>10 何のキャリアに移ったんだ?アニメーション以外にそんなに選択肢があるようには思えないけど
>>9 アークセインやスパイダーバースは手描きアニメーションを少し取り戻してくれた。完全にとは言わないけど、少なくとも死んだ表現形式じゃないってことだ
>>12 アークセインはほぼ全編CGだと誰の目にも明らかなのに、それを「手描きが戻ってきた例」として挙げる人がいるのは正直気になる
終身雇用が守られていた時代の話だな
>>15 日本企業では解雇はそこまで心配することじゃないんだ。むしろ一つの会社に入ったら一生辞めないでほしいと本気で思ってる。だから解雇のハードルもすごく高い
>>16 転職はいまどんどん一般的になってきているよ。日本の若い世代の間では文化そのものが変わりつつあるんだ
>>17 何も装飾のない部屋の、壁を向いた誰もいない机に座らされるんだ。周りにいるのも同じように干された人たちだけ
宮崎駿の作品は大好きだけど……アニメーションを少しでも知っていれば、これはかなりエゴイスティックな行為だとわかるはずだ。「職人的こだわり」という言葉、聞いたことない?
>>20 彼の肩には日本の映画産業そのものがのしかかっていた。それはエゴなんかじゃなく、スタッフとその家族の生活そのものだったんだ
>>20 そう、宮崎駿だからな。気難しい老人として有名な人物だ。彼が残したアニメーションの遺産は美しいけど、性格の方は典型的な頑固じいさんそのものだよ
>>22 1本や2本の映画の公開が数ヶ月延びたところで、それでも彼は同じように有名だったはずだ。偉大さにこれが絶対条件ってわけじゃない
17万枚のスケッチで、映画の長さはどれくらいなんだ?
>>24 1秒あたり17.5枚くらいの計算になる。たった60秒のワンシーンだけでも1000枚以上のスケッチが必要ってことだ。狂ってる
>>26 ただ、走る・歩くといった繰り返し動作は同じスケッチを使い回してることも多いから、その点は考慮しておいた方がいい
実際にはデジタル合成もされているし、全部が紙の上だけで完結したわけじゃない。手描きでスケッチしたものも、スキャンしてデジタルで彩色されているんだ
祖父母と幼い弟妹を連れて映画館に行って、本当は別の映画(アバターだったと思う)を観るはずだったのに、間違えてこの作品の上映に入ってしまったことがある。結果的に最高の偶然だった
最新技術を使わずに物を作ることの素晴らしさを称える投稿に、皮肉にもAIで曲を足して台無しにしてるという
翻訳元■