【海外の反応】北米に50億羽もいたリョコウバト→乱獲だけで1914年に1羽も残らず絶滅

北米に50億羽いたリョコウバト、乱獲で1914年に絶滅
リョコウバト(旅鳩)はかつて北米に生息していた鳩の一種で、19世紀には推定30〜50億羽と、地球上で最も個体数の多い鳥だったとされる。群れが移動する際は空を覆い尽くし、太陽が遮られて通過に数日かかることもあったという。しかし食用や娯楽目的の乱獲は凄まじく、罠では一度に800羽が捕らえられ、射撃大会では1位になるために3万羽を仕留める必要があったとも伝えられる。巨大な群れでの繁殖に依存していた生態のため、乱獲と開拓による森林の減少が重なると個体数はあっという間に崩壊し、回復不能な水準まで落ち込んだ。1914年9月1日、最後の1羽となった個体がシンシナティ動物園で死に、この種は地球上から完全に姿を消した。以下、海外掲示板の主要な反応を訳して紹介する。
リョコウバトというアメリカの鳥は1914年に絶滅した。それ以前は推定30〜50億羽もいて、個体数の多さゆえに射撃大会では1位になるのに3万羽を仕留める必要があったこともあったらしい。罠にかかると一度に800羽も捕まったという。
>>1 人間って本当に素晴らしい生き物だよな(棒)
>>1 こいつら絶対うまかっただろうな
>>1 家庭訪問の営業をしてるんだが、先日訪ねた客がリョコウバトの復活研究では世界有数の専門家だったんだ。ハーバードやインドの大学と組んで、DNAサンプルからこの種を再現しようとしてるらしい(実際はもっと複雑な話だけど、自分が理解した範囲ではそんな感じ)。その人の敷地にはもう遺伝的にほぼ同一のリョコウバトを飼ってる小屋があって、プロジェクトの話をするのが心底楽しそうだった。計画通りに進めば、10〜20年でそれなりの数のリョコウバトの個体群を取り戻せるかもしれない、とのことだった
>>1 当時の人たちは呆れるほど愚かだったとしか思えない。進化論の厳密な理論やエコロジーの博士号がなくたって、一度に3万羽もの動物を際限なく殺し続けたら個体群にダメージが出るってことぐらい分かりそうなものだろ。しかもこの少し前には、乱獲と生息地破壊でアメリカバイソンが絶滅寸前まで追い込まれたという、はっきりした前例がすでにあった。当時の人々もそれを知っていたはずなんだ
>>1 絶滅した理由の一つは、繁殖にも資源の確保にも非常に高い密度の個体群が必要だったことだ。臨界量を下回った時点で、残った群れも共倒れになった
>>2 実はここには奇妙な二重構造があってな。19世紀のリョコウバトの個体数は、本来の自然な水準じゃなく異常に膨れ上がったピークだったんだ。それを見た開拓者たちは「この途方もない群れは無限にいる」と思い込んで、長い棒を群れに突っ込むだけで死んだ鳥が落ちてくるほど気軽に狩ってた。その結果、繁殖に必要な『大きな群れ』という条件そのものを壊してしまい、個体数が雪だるま式に増える仕組みが逆回転して、あっという間に崩壊したんだ
>>2 基本的に森に降り立って、その森を食い尽くすように荒らしてたんだ。19世紀後半には、その規模の群れを支えられるだけの生息地がもう残っていなかった——しかもあの群れ自体が彼らの生存戦略の一部だった。「また連れ戻すべきだ」という声を聞くたびに、じゃあその森はいつ戻ってくるんだ、と聞きたくなるよ
>>4 群れは10万羽から100万羽以上の規模で移動してた。ある地域に到着すると20マイル以上にわたって小麦畑を丸裸にして、また次の場所に移動してそれを繰り返す。当時は『でかくて美味いイナゴ』くらいの扱いだったらしい
>>1 当時の記録では、たった一つの群れが太陽を遮り、通過するのに丸二日かかったという報告まである。群れが止まり木に降りると、糞で地元の植生が壊滅するほどだったが、その場所には十年以上戻ってこなかったそうだ。しかも短時間で大陸を横断できるほどの飛行能力もあったらしい。とんでもない損失だよ
>>6 元スレのリンク先(Wikipedia)にあった19世紀の目撃証言の引用な。『丘に腰掛け、群れが通過するたびに鉛筆で点を打っていった。すぐにその作業が不可能だと悟った——鳥たちが数えきれないほどの大群で押し寄せてきたからだ。それでも21分間で163個の点を打った。先へ進んでもさらに多くの群れに出会った。空はハトで埋め尽くされ、真昼の光さえ日食のように遮られ、糞は溶けかけの雪片のように降り注いだ……猛禽が群れの後方に迫ると、まるで奔流のように群れは一つの塊になり、うねる帯となって地表すれすれを信じられない速さで飛び、かと思えば垂直に上昇して巨大な柱のようになった……日没までに55マイルを進んだが、ハトはなお衰えぬ数で通過を続け、それが3日間続いた』
>>6 こういう話や『グレート・ラフト』みたいな話を読むと、数百年前にタイムトラベルして、人の手が入る前の北米を見てみたくなるよ(先住民は別として、彼らは総じて自然への配慮があったから)。本当に美しくて豊かな土地だったんだろうな。リョコウバトやバイソンみたいな種にここまでのダメージを与えてしまったことを考えると、正直かなり気が滅入る
>>6 でもその糞のおかげで土壌には窒素分がたっぷり供給されてたんだよな
>>9 しかも10〜20年に一度、土壌の種子バンクをリフレッシュしてくれるおまけ付きだ
>>1 最後の1羽は『マーサ』という個体で、1914年9月1日にシンシナティ動物園で死んだ
>>11 本物の伝説に敬礼だな
>>11 同じ檻に、最後の飼育下のキャロライナインコもいたんだよ(同時期じゃないけど)。名前は『インカ』だった
>>12 それってもしかして、失恋みたいな理由で死んだパターンか?
>>13 インカのことか?その可能性は高いけど、インカが死んだ夜はたまたま急な寒波も来てたから、それも影響してたと思う
>>11 『シンシナティ動物園』……ハランベのご冥福を
>>15 シンシナティ動物園、第一次大戦の頃から動物を看取り続けてるってわけか(棒)
>>11 子供の頃にその記念碑を見に行った記憶がある。今もまだあるのかは分からないけど
>>18 マーサ本人の剥製はスミソニアン博物館に移されている。元の飼育檻と(マーサとは別の)剥製の個体は今もシンシナティに残っていて、その檻自体が絶滅種を悼む記念碑になっていて、主要な絶滅種のリストも掲げられているよ
>>1 参考までに、1900年時点の人類の推定人口は16億人だ
>>20 しかも当時、議会に保護を求めて嘆願に行った人たちがいたのに、『あれだけ大量にいた鳥だろう』と笑い飛ばされて追い返されたらしい。それも状況を悪化させた一因だ
>>1 リョコウバトはマダニの主な捕食者でもあったらしい。この鳥が絶滅して以来、マダニが大陸中に広がり続けている一因はそこにあるんだと
>>24 惜しいけど違う——リョコウバトはマダニを食べてない。主食は種子やナッツだよ。ただ、リョコウバトの絶滅とマダニの関係は別の形で仮説が立てられてはいる。特定のナッツを巡る競争相手がいなくなったことで、マダニを媒介するネズミの仲間が大幅に増えた可能性がある、というものだ。とはいえこれは歴史的な状況証拠に基づく理論で、今となっては実質的に検証不可能なんだけどね
翻訳元■